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「コープぎふ」の評判と口コミを業界17年以上のプロが徹底解説【ハピハピボックスあり】

※当サイトにはPRが含まれます。そのうえで、記事内容は「公平さ」を真摯に追求しています。

「コープぎふ」の宅配を検討しているけど、品質や利便性はどうなの?ネットで調べてもよく分からない…。

こんな疑問を解決します。

この記事の内容

  • プロの視点で見る、コープデリの評価
  • 実際の口コミ・評判
  • もっともお得なコープデリの利用方法

この記事の信頼性

コープで10年勤務→食品メーカーへ転職

この記事の著者である私は、食品業界に勤めて17年になる「業界の中の人」。

コープで10年勤務して得た知見をフル活用し、「食材宅配選びで迷っている方」にとって有益な情報をお届けしています。

結論から言いますと、以下のようなお悩みをお持ちの方は「コープぎふ」を利用することで多くのメリットを得ることができます。

こんなお悩みが解決できます

〇買い物に行く回数を減らしたい…。

〇スーパーよりも品質や安全性の高い食材が欲しい…。

〇スーパーに行くと、ついつい衝動買いしてしまう…。

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それでは本題に入ります!

【重要】岐阜県には2つのコープ(生協)しかない!

都道府県によっては5つ以上のコープが存在しているところもあります。例えば大阪府は8つですね。

こういった場合、自分にあったコープに辿り着くまでに結構な手間がかかります。

その点、岐阜県には2つのコープしかありません。

当記事で扱っている「コープぎふ」と「アイチョイス」。この2つです。

特徴を簡単に説明するとこんな感じ。

コープぎふ

  • とにかく手頃な価格で、スーパーからの乗り換えや併用にピッタリ。
  • 市販品よりも食品添加物や農薬の使用基準が厳しく、安全性が高い。
  • 品数が多く使いやすい。初心者には、まずはコープぎふの利用がオススメ。

アイチョイス

  • お値段はちょっと高めだが、安全性にはとても厳しい。
  • 品数は少なめ。その分こだわりが強い。
  • 国の基準をはるかに超える独自基準で商品を作っている。

「コープぎふ」はスタンダードなコープ、「アイチョイス」は石けん派コープ、という風に思っていただければ間違いないかと思います。

「スタンダードとか石けん派って、なんのこと?」って思われる方も多いと思いますので、このあたりは別記事にまとめています。

全国のコープを網羅的に説明しているサイトは他にはなかなかありませんので、よかったらご覧ください。

≫≫【ポイントは1つだけ】あなたにおすすめの「コープの宅配」は?【全国網羅】

まずはデメリットから。

「コープぎふ」のデメリット3つ

「コープぎふ」に限った話ではないのですが、コープのデメリットは大きく分けて以下の3つ。

  • 直接見て買えない
  • 欠品がある
  • スーパーのような「大安売り」がない

デメリットを知っておくことは大切です。一つずつ見ていきましょう。

①:直接見て買えない

当たり前といえば当たり前ですが、コープを宅配で利用する場合はカタログやネットで注文することになります。

現物を見て買えないので、その点は一つひとつ手に取って見ることができるスーパーの方が便利ですね。

特に野菜などは個体差が大きいので、直接見て買えないのはすこしストレスかもしれません。

②:欠品がある

基本的に、コープの配送センターは商品の在庫を持っていません。

組合員からの注文をうけて、その分だけを入荷する形で、いわばオーダーメイドみたいなものですね。

なので、「予想以上に注文が多かったとき」などは、「頼んだ商品が品切れになり、届かない」といったことがあります。

すこしイラっとすると思うのですが、「コープが認めた商品以外は決して取り扱わない」という安全性の表れでもありますので、なんとか我慢したいところです…。

③:スーパーのような「大安売り」がない

スーパーに行くと、たまに「お肉や魚が半額」みたいなセールをやっています。特に夕方ですね。

「コープのお店」の場合はもちろん安売りセールがありますが、「コープの宅配」の場合、お店と比べると大安売りに出会える率は低いです。

宅配はほぼ受注生産なので、「●●がたくさん余ってるから大安売りします!」みたいなことがないんですよね。

良くも悪くも価格が安定しているのが「コープの宅配」の特徴です。

「コープぎふ」を利用するメリット

食品業界のプロである私が思う「コープの良い点」は主に3つあります。それは次のとおり。

  • おいしくて安全な食材が手に入るから、食生活に超満足できる
  • 買い物に行く回数を減らせて、自分の時間が増える
  • 衝動買いが減ることで、ムダな出費を減らせる

いまは特にコロナ禍でもあるので、コープは「すべての人が利用した方が良いサービス」だと断言できます。

正直、コープを利用する場合は「コープぎふ」を検討しておけば間違いはありませんよ。

①:おいしくて安全な食材が手に入るから、食生活に超満足できる

なぜコープブランド商品は長年の間、多くの人から支持され続けているのか?

それには明確な答えがあります。

市販ではなかなか得られないメリットがあるんです。

どういうことなのか、お伝えしていきますね。

食品添加物の摂取量を圧倒的に減らせる

まずは食品添加物から。

コープ商品には、市販と明確に違うポイントが2つあります。

それは、コープが独自に定める「不使用添加物」「使用制限添加物」があること。

これ、とっても大事なことですので説明しますね。

「不使用添加物」とは?

  • コープで販売するすべての商品に対して使用不可としている添加物のこと。
  • コープで販売されている「コープブランド商品」と「一般商品」の両方に適用される。
  • つまり、コープで買い物をする範囲では完全に摂取を避けることが可能な添加物。

詳しくは以下からご覧いただけます。

≫≫不使用添加物一覧はこちらから

要するに、「安全性への懸念があるから、コープで販売する商品には一切使用を認めない」としている添加物のことです。

この中から一つ例を挙げると、コープで不使用添加物に認定されている「臭素酸カリウム」というものがあります。これは食品業界の中でも安全性に賛否が分かれており、EU各国などでは「安全性に疑問あり」とされ使用が禁止されています。

ちなみに日本では、パンの製造などで普通に使用されているケースも…。

ぶっちゃけた話、食品添加物を気にするかどうかは個人の考え方がすべてです。

「添加物なんかまったく気にしないよ」という考え方も尊重されるべきだと思っています。

ただ、「外国では使用が禁止されているけど、日本では普通に使われている添加物がある」などの事実を知っているのかどうかは大切です。

安心できると思って買っていた商品なのに、外国では危険なものとして認定されているなんて知らなかった…。

こんな声も私は職業柄よくお聞きします。

あなたがもし「食品の安全性」に少しでも関心をお持ちなのであれば、あなた自身、そして大切なご家族のためにも、ある程度の知識は必須かと思います。

では次に「使用制限添加物」を見てみましょう。

「使用制限添加物」とは?

  • 「コープブランド商品」には原則として使用不可、「一般商品」には使用可、とされている添加物のこと。
  • 使用制限添加物が入った一般商品は、可能な限り扱いを控えることを目指す。

こちらも詳しくは以下から見ることができます。

≫≫使用制限添加物一覧はこちら

カンタンに言うと、100%排除とまではしていないが、安全性への懸念が残されており「最大限、排除を目指す」としている添加物のことです。

42種類もの添加物がノミネートされています。

これはスーパー(市販)での買い物では、すべて避けるのはほぼ不可能です。

自分がわざわざ選ばなくても、コープが厳しい目で選んでくれているということですね。

農薬の心配をしなくてよくなる

次は農薬について。

「コープぎふ」では、徹底的に「残留農薬検査」を行っています。

これがどのように野菜の品質・安全性につながっているか説明します。

そもそも農薬の残留基準というものは、食品衛生法第7条による食品の規格基準の一つで、農産物の中に残留する農薬の最大上限値を定めるものです。

国のルールによって、残留基準を超えて農薬が残留している農産物は、国産品、輸入品を問わず、流通、販売などが禁止されます

一応、厚生労働省の資料を以下に添付しておきます。ただ、かなり小難しい内容ですので読まなくても全然大丈夫ですよ。私が分かりやすくギュッとまとめて説明しますね。

≫≫⾷品衛⽣法における農薬の残留基準について

「ADI」ってなんのこと?

  • 人が毎日(一生涯)食べ続けても悪影響がない農薬の量を更に100分の1にした量を「ADI」といいます。つまり「ADI」の量までなら毎日食べ続けても健康に悪い影響はないといえます
  • そして残留農薬の基準は、「ADI」を下回るように設定されます。

まずは上記を押さえていただいて、以下をご覧ください。

「コープぎふ」の検出結果

  • コープデリが2019年に行った残留農薬検査では、農産物266品目のうち151品目から何らかの農薬が検出されました。
  • 残りの115品目からは農薬が検出されていません。
  • そして、農薬が検出された農産物(151品目)の94%が残留農薬基準の10分の1以下であることが確認されています。

ということで少し長くなりましたが、コープデリの野菜の安全性は確かであると言えます。

これがスーパーの場合、残留農薬の量なんかはお店に聞いても全く分かりません。何の農薬をどのくらい使っているのかもほとんどのお店は知らずに販売しています。

そうすると、以下のような事故が起きた時でも、「一体誰が責任を持つのか?」が曖昧になって、消費者は何を信用して買い物をすればいいか分からなくなってしまいます

ここ最近は食品偽装やらの事件が多いですし、以下ツイートのような事故(事件?)も定期的に起きていますよね。

コープブランド商品は販売者であるコープが全ての販売責任を負っています。

しかもその情報は包み隠さず消費者である組合員に公開されます。

この安心感こそがコープ最大の強みですね。

遺伝子組み換えにもしっかり対応

「遺伝子組み換えってなに?聞いたことはあるけど…」という方が多いと思いますので、まずはカンタンに説明します。

遺伝子組み換えというのは、「特定の害虫や除草剤に強い作物を作るために、他の生物から取り出した遺伝子を組み込む技術のこと」です。

これによって、「除草剤をかけても枯れない大豆」や「虫が食べたら死ぬトウモロコシ」などが開発され、世界に流通しています。

そして遺伝子組み換え食品に対する消費者の考えは大きく分けると以下の3パターンになります。

  • しっかり審査を経たものなのだから、食べても全く問題ない!
  • いやいや、まだ安全性が確立されたわけではないから、食べない方がいい!
  • 別に気にしたって仕方なくない?どっちでもいいよー

世間の大半は「別にどっちでもいい派」です。そして食に関心を持ちだして色々な情報を得ていくと、多くの方が「別にどっちでもいい派」から「なるべくなら避けたい派」や「断固として避ける派」に転向していきます。

私は長年食品業界に在籍していますが、これが日本も含めた世界のリアルですね。

これまで数え切れないほど、そういった方を見てきました。

そしてプロとしての私の結論は以下のとおり。

  • 世界中の専門家でも意見はバラバラ。つまり「安全かどうかの結論」は未来人しか知りえない。
  • つまり現代は「人が食べたらどうなっていくのか」の検証をしている時代とも言える。
  • 大切なことは「消費者がしっかり情報を持って食品を買う」こと。

国の見解は以下の資料に詳しく書かれています。

≫≫遺伝子組み換え食品の安全性について

この資料を一言にまとめると、「今日本に出回っている遺伝子組み換え食品は全て安全ですよ」という内容。

そして反対派の意見としては、「除草剤をかけても枯れない作物が身体に良いはずがない。規制すべきだ」とか、「虫が食べたら内臓が破裂するようなトウモロコシを食べたくない」とか、このあたりは多くの研究者が論文や意見を出しています。

「安全」とする意見や「避けた方がいい」とする意見、様々にあります。そして先ほども言ったように、どちらが正しいかなんて未来にならないと分かりません。

ただ、最低限の情報(知識)だけは身につけておいた方がいいというのは間違いないかと思います。

「コープぎふ」では遺伝子組み換えをどのように扱っているのか、見ていきます。

「コープぎふ」の遺伝子組み換え食品への対応

  • 専門の検査機関で、原料大豆などの遺伝子組み換え作物の検査を実施している
  • 家畜のエサや加工品(醤油・豆腐など)には、最大限「遺伝子組み換えでない」ものを選んでいる
  • 「遺伝子組み換え」より「遺伝子組み換えでない」を選びたい方が自由に選択できるように、カタログで「遺伝子組み換え原料(GMO)」不使用の案内をしている

上記のとおりで、「遺伝子組み換えが気になる」という人にとっては安心して買い物ができるものになっています。

コープデリで買い物をすることで、「自分が何を買っているのかよく分からない」という状況が避けられることは間違いありませんね。

ちなみに、スーパーの買い物でここまでの情報を得るのはほぼ不可能かと思います。

安全性については以上です。「コープぎふ」の商品が市販と比べて安心して使える理由がお分かりいただけたかと思います。

②:買い物に行く回数を減らせて、自分の時間が増える

コープは基本的に週1回の配達です。

ある程度コープでまとめ買いしておくと、買い物に行く回数を圧倒的に減らせます。

スーパーへの移動時間(往復)などを考えても、買い物1回あたりで平均60分くらいはかかることが多いですよね。

その場合、たとえば週5回買い物にいくとすると、買い物だけで月に20時間ほどの膨大な時間を使っていることに…。

その点コープデリの場合は移動時間もゼロで、スキマ時間でスマホから注文することで買い物に取られる時間は大幅に削減することが可能。

特に今は「人との接触をなるべく避けたい」方も多いと思いますが、コープの宅配ならそれらがすべて実現できてしまいます。

③:衝動買いが減ることで、ムダな出費を減らせる

隠れた優秀メリットがこれです。

スーパーで買い物する時って、ついつい「買う予定のなかったものを買っちゃうこと」がありませんか?

スーパーの店内というのは、お客さんの導線(歩くルート)に沿って色々なものを買わせるように超入念に考えてレイアウトされています。

レジ前の絶妙な場所に置いてあるお菓子など、私たちは無意識かのように、それを手に取ってしまうことがあります。

特に夕方、疲れて判断力が鈍った頭でスーパーに行くと、もう私たちは最高のお客さんとなって「あれも安いこれも安い」とカゴに色んな商品を入れてしまいます…。

その点、コープの場合は自分のペースで冷静に買い物ができますので、無駄買いや衝動買いをかなり減らすことができますよ。

おまけ:1歳未満の赤ちゃんがいる世帯への特別プレゼント「ハピハピボックス」が無料でもらえる

公式HPより

1歳未満の赤ちゃんがいる家庭には写真のようなプレゼントが無料で届きます。

もちろん、「コープぎふ」の組合員でなくても貰えますので、今コープに興味があって1歳未満の赤ちゃんがいる方はとりあえず申し込んでおいて損はないかと思います。

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まとめ:コープを生活に取り入れるだけで、真にストレスフリーな買い物ができる

「え?なにそれ?」

って感じですよね。

ただ、これだけはお伝えしたいんです。

別記事でも繰り返しお伝えしているんですが、「宅配を利用することで買い物に行く回数を減らせる」というのは当たり前の利点なんです。

特に今は新しい生活様式によって宅配のニーズがどんどん増えていますし、「買い物に行かなくてよくなる」ことは大きなメリットです。

ただ、私の考える宅配の真のメリットはこうです。

良質な宅配サービスを使うことで、「知らず知らずのうちに危険なものを口にしてしまう」リスクを極限まで下げることが可能になるから。

家族を守る上でも自分を守る上でも、食べものというのは本当に大切です。

コープをはじめとした(良質な)宅配サービスは、きっとあなたの生活を豊かにしてくれます。

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  • この記事を書いた人

ark

「食品業界経験15年以上」のフードマーケター。 2000年、関東の某コープに入職。「配送のお兄さん」からスタートし、「商品開発部門」「マーケティング部門」の責任者を歴任。 2015年、コープを退職し食品メーカーへ入社。食品業界の裏側をより深く知ることで、宅配サービスの素晴らしさを再認識する。 当サイト「Food Master(フードマスター)」を立ち上げ、「本当に美味しい食材が購入できる宅配サービス」を日本中に広めるための事業を運営している。

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